祖父のガン闘病生活

祖父は、私が物心ついた頃から肺気腫という病気を持っていました。肺胞が破壊された状態で、酸素が体に取り込まれにくい病気です。しかし、それでも元気にタバコを吸っていたので、重くはとらえませんでしたがその思いが一転しました。祖父が入院した時に、すい臓にガンがあると言われました。しかし、発見が遅れたため、肺までガンは広がっていました。声をかけても反応しない場合が多いのが当たり前でした。モルヒネなどでの投薬治療を開始したと聞いたときは、ほぼ諦めていました。祖父は気が小さく、実情を伝えると余計に落ち込むから伝えないでくれと祖母に言われていたので、今までどおり明るく振舞うことにしました。祖父が起きているときはなにやら、詩のようなものを書いていましたが「死の列車」という文字を見た時には泣きそうになりました。その日を境に、急激に様態が悪くなりついに危篤状態になってしまいました。尿の排泄状態も全く無い状態で、内臓が機能していないことを察しました。医者に言われずとも、数日でこの世から居なくなるかと思えば、急に涙があふれてきました。最後に会ったのがその時で、私の声では反応しませんでしたが、父親の声には凄く反応していたのを覚えています。そして、その日の夜、祖父は亡くなりました。

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